論文募集
エンタテインメントコンピューティング2024(EC2024)の論文募集についてご案内いたします。 皆様からの積極的なご投稿をお待ちしております。
発表形態とスケジュール
発表カテゴリ | 原稿ページ数 | 発表申込 締切 |
原稿 締切 |
備考 |
口頭発表(査読付) | 6~10ページ | 5/24(金) | 6/28(金) | デモ・ポスター併設可 |
口頭発表(レギュラー) | 6~10ページ | 6/21(金) | 7/26(金) | デモ・ポスター併設可 |
口頭発表(ショート) | 2~6ページ | 6/21(金) | 7/26(金) | デモ・ポスター併設可 |
デモ・ポスター発表 | 2~6ページ | 6/21(金) | 7/26(金) |
※発表申し込み時には著者すべての名前と所属、発表種別、発表題目、要旨 (約200字)が必要です。
※原稿投稿時にはパンフレット用画像(png形式)も併せて提出をお願い致します。その際は こちらのPowerPointテンプレート をご活用ください。記入が求められる情報についてもテンプレートに記載されています。テンプレートを編集後、png形式での保存を想定しています。
※デモ・ポスター発表については、必要な広さ、消費電力、音声の有無、照明のリクエスト(暗室など)についての情報が必要です。
EC2024では、口頭発表とデモ・ポスター発表の形態を用意しています。このうち、口頭発表は査読付き・レギュラー・ショートの3種類の区分があります。査読付き口頭発表とレギュラー・ショートは、発表申し込みと原稿の締切が異なりますのでご注意ください。デモ・ポスター発表については、「モノ」や「コト」の「体験」を積極的に評価できるしくみを考えています.口頭発表申込者は,口頭発表に加えてデモ・ポスター発表の時間帯での併設発表を希望できます。
口頭発表(査読付)
口頭発表(査読付)は、既に一定の研究成果がまとまっており、今後論文誌への投稿を予定している研究を対象とします。萌芽的な発表については、口頭発表(レギュラー/ショート)へご投稿ください。 投稿締切が早くなりますが、査読によるフィードバックに加え、採択された研究についてはシングルセッションとして多くの方に聴講して頂けるように配慮する予定です。不採択になった研究については、口頭発表(レギュラー)のセッションでの発表を希望するかお伺いします。
口頭発表(査読付)に投稿された論文には全て、査読コメントをまとめてフィードバックいたします。 また、企画予定の情報処理学会論文誌EC特集号においても、なるべく同一の査読者に論文評価をお願いする予定です。シンポジウムでの口頭発表(査読付)への投稿を通して、論文誌投稿までの研究の進展をエンカレッジするしくみになっています。ぜひ積極的な投稿をご検討ください。
査読は、論文誌と同様に「明瞭性」「新規性」「実用性・発展性・重要性」の観点から総合的に行われます。 また情報処理学会論文誌と同様にシングルブラインドで実施いたします。 EC分野では、「実用性・発展性・重要性」については、特に多様な観点が存在するため論文誌において思ってもみない評価がされることもあります。査読をつうじて、現状での論文から第三者にどのように伝わるのか、についてを確認していただく機会としていただきたいと考えています。 また、不足点のみならず、積極的に評価すべき点についても明示的にコメントを付すものとします。 口頭発表(査読付)に投稿された論文は、他の口頭発表(レギュラー/ショート)での発表と同様に情報学広場に原稿が収録されます。 ただし、本シンポジウムでの口頭発表(査読付)の採択は、シンポジウムでの受賞に相当する評価であり、論文自体は情報処理学会の研究会発表の予稿集と同様の取り扱いとなります。つまり、口頭発表(査読付)での発表内容をたとえば情報処理学会論文誌に投稿することが可能です。詳細は、情報処理学会の二重投稿・剽窃・盗用に関するよくある質問をご参照ください。
論文テンプレート・フォーマット
情報処理学会ではLaTeXでの執筆を推奨しています。ページ数や学会ロゴ、著作権情報などを入れますので、ページのレイアウトの変更(マージン調整、文字サイズの極端な変更など)はおやめください。なお、投稿は PDFファイルで行ってください。レイアウト維持のためにフォントの埋め込みを必ず行って下さい。英文の表題、著者情報、概要、キャプションは任意です。テンプレートではコメントアウトしていますが、著者の判断で表示して構いません。
論文テンプレート(MS Word)
論文テンプレート(LaTeX)
(Overleafでコンパイルする場合、デフォルトのpdfLaTeXは日本語に対応していませんので、メニューからコンパイラとして LaTeXを選択してください。)
投稿受付システム
発表申し込み、論文の投稿は以下のリンク先の投稿システムから行ってください。 https://easychair.org/conferences/?conf=ec2024
※口頭発表とデモ・ポスター発表を併設する発表については、口頭発表とデモ・ポスター発表で別々に2回の申し込みが必要です。これは昨年度までと大きく異なる点ですのでご注意ください。
口頭発表とデモ・ポスター発表を併設する発表の申し込みの際は、口頭発表の申し込みを先に行ってください。メールで通知される口頭発表のsubmission numberをデモ・ポスター発表側の申し込みで入力する必要があります。また、口頭発表申し込みと対応するデモ・ポスター発表申し込みにおいて、同一の質問については同一の内容を入力してください。両者に違いがあった場合は、口頭発表申し込みの情報で上書きして処理いたします。
EC’24では、投稿受付システムとしてEasyChairを用いています。 EasyChairは英語を主体とするサービスです。そこで日本語による投稿案内のドキュメントを作成しました。こちらをご参照いただき、手続きを進めてください。
初めて論文を投稿する方へ
論文は、単著(著者が一人)であることは稀で、多くの場合は指導教員等の共著者が著者に入ります。 論文原稿は、必ず共著者全員が内容を確認した上で投稿してください。
動画投稿
各種発表に併せて、研究内容を紹介動画の投稿もご検討ください。 動画投稿は任意ですが、優れた動画投稿には「ティザー最優秀賞」を表彰致します。 広く一般の方々に研究内容を分かりやすく紹介するための動画を投稿してください。優れた動画は EC研究会のホームページで公開する予定です。一般人に広く動画を公開することで、エンタテイメント研究のエッセンスを伝える機会を提供します。
※研究紹介動画に関しては、以下のルールを守ってください。
研究紹介動画は、広く一般の人が見て、「研究内容が理解できる」内容にしてください。(専門家のみが理解できる内容は避けてください。また、説明のない実験動画のみの動画も避けてください。)
動画の長さは2分以内とします。
2分を超える動画も受付は可能ですが、ティザー部門の表彰審査対象外となりますのでご注意ください。
説明テロップや音声は推奨しますが、義務ではありません。広く一般の方が見て理解できる内容での作成をお願いいたします。
動画フォーマットは、mp4とmov形式を受け付けます。中でもH.264/AAC 形式の mp4 フォーマットを推奨します。(ニコニコ動画の推奨フォーマットをご確認ください)。
扱える動画サイズは、100MB未満程度です。(投稿システム上のアップロード制限があり、論文PDFやその他のファイルと合わせて、全体で1投稿あたり100MB以下という制限があります)。
動画中に使用される映像、写真、音楽等については、必ず著作権者の許諾を得た上で応募してください。
仮に第三者から権利侵害、損害賠償等の主張がなされた場合、応募者が自らの責任で対処してください。
優れた動画はEC研究会のホームページで公開する予定です。公開を前提とした動画を投稿してください。
レコメンデモ(専門研究者推薦レビュー)
EC2024では、昨年度に引き続き「Re: commend-demo」の実施を予定しています。Re: commend-demoとは、PC委員による投票制度と連携し、その投票理由、推薦理由を言語化、講評してもらう仕組みです。 Re: commend-demoは、これまでのPC委員による投票の仕組みを活かしつつ、受賞理由を開示することで投票受賞の透明性のみならず、受賞者や学会参加者へ、どのような視点が評価されるのかを共有し、EC研究分野とはどうあるべきかの議論の基盤、発展、貢献を狙います。
昨年の様子については下記記事をご参照ください:
エンタテインメントシンポジウム2023における Re:commend-demo トーク録
表彰について
EC2024では、以下の表彰を予定しています。
【口頭発表】
・特選セッション発表認定:
口頭発表(査読付き)トラックにおいて、査読を通過した研究全てにおくられます。
・特選セッション最優秀賞:
口頭発表(査読付き)トラックで発表された研究の中で最も優れた研究におくられます。
審査には査読結果と座長の評価が用いられます。
・一般セッション優秀賞:
一般セッションに投稿された研究の中で優れた研究におくられます。
審査には座長の評価が用いられます。
表彰では、学生発表と一般発表の違いを設けません。投稿論文と当日のプレゼンテーションに対する評価によって選出されます。
【デモ・ポスター発表】
・対話発表賞:
参加者投票に基づき、デモ・ポスター発表で優秀な研究発表におくられます。
・レコメンデモ認定:
専門家推薦に基づき、デモ発表で優秀な研究発表におくられます。
【研究紹介動画】
・ティザー優秀賞:
投稿された研究紹介動画の中で優秀な研究発表におくられます。
査読・表彰の管理は正副PC委員長、表彰担当委員、正副実行委員長、表彰担当委員補佐からなる査読・表彰委員会で行います。委員の個別のコンフリクト案件については議論から外れることで対応します。 ※表彰担当委員補佐は、コンフリクトが解消されない場合に機動的に任命します。
なお、情報処理学会誌「エンタテインメントコンピューティング」特集号への推薦対象となるのは、口頭発表(査読付)での発表論文です。 また、情報処理学会山下記念研究賞への推薦対象となるのは、口頭発表(査読付)および口頭発表(レギュラー)での発表論文です。
実行委員長:湯村 翼 (北海道情報大学)
実行副委員長:北原 鉄朗(日本大学)
プログラム委員長:栗原 一貴(津田塾大学)
プログラム副委員長:真鍋 宏幸(芝浦工業大学)